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つたえたいことがあります



堤 江実[著]

A5判変形/64頁/本体価格1,000円
ISBN 978-4-88320-634-6

刊行にあたり、著者・堤江実からのメッセージ

戦後70年、日本が急旋回で危うい方向に向かっているいま、私たちが紆余曲折をかいくぐって、それでも大切に守り続けた日本の宝もの・平和憲法に、 今こそ、心をよせ、私の思いを聞いていただきたいと、この詩集を出させていただきました。

いつのまにか……気がついた時には……こんなことになるなんて思っていなかった……といった歴史上何度も繰り返された絶望的な後悔を、 後に続く世代に決してさせたくない。今、生きていることは、未来に責任があるということです。私たちの世代の責任を強く感じています。

詩という天使の羽がかすかに震えるほどのか弱い存在ですが、それでも声をあげていくことでたくさんの方とつながりあい、 希望を持ち続けることが出来ると信じています。
湯川れい子さんと娘の堤未果からのメッセージもありがたくいただきました。
               ――中略――
なお、今年は各地で朗読コンサートを開かせていただきます。東京、名古屋、京都、広島、熊本など……。
すべての人が平和に、自由に生きることができる世界をと祈り、たくさんの方に思いが届くようにと念じています。


本書の中から一篇を、ここに公開します。

   ものさし

どちらが正しいか正しくないか
どちらが善いか悪いか
どちらが優れているか劣っているか

そんなまっすぐなものさしでは
世界を計ることはできません

空のひろさ
空の大きさ
空の深さを計るには

人の美しさ
人のいとしさ
人の尊さを計るには

まあるい愛のものさしが必要です


湯川れい子さんの「すいせん文」から

堤江実さんの詩集は、あの悲惨な第二次世界大戦を経験した海軍軍人だった私の父が、フィリピンで戦死した長兄が、そして涙し続けた私の母が、 私の心の中のモアイ像となって叫んでくれている言葉に他なりません。


堤 未果さんの「すいせん文」から

やさしい詩人の顔をしてはいますが、実は、堤江実は過激です。現象だけを見てはいけない。その奥にある本質をまっすぐに見るように。 私はずっとそう教えられて育ちました。
今、時代の本質に迫ることが出来るのは、やさしい顔をした詩の力かもしれません。


特別な一冊をプレゼントに

◎本書『つたえたいことがあります』には、5色の表紙があります。
桃色、オレンジ、黄みどり、ライトブルー、紺の5種です。アマゾンでは黄みどり色が入手できます。他の色の場合は、 ご指名のうえ直接お申し込みください。


◎しおり「for You」を入れております。これは、しおりとして使用するのはもちろんのこと、プレゼントするとき用のメッセージ・ カードにも使えるようになっています。


◎表題作「つたえたいことがあります」は、本文の中に収録するとともに、メッセージ用の付録として、別綴じで製本してあります。


著者紹介

堤江実(つつみ・えみ)
◎詩人、エッセイスト。文化放送アナウンサーを経て、現在、詩、翻訳、絵本、講演など幅広いジャンルで活躍中。世界一周クルーズ船「飛鳥U」 では詩の朗読教室講師を、また自作の詩の朗読コンサート&ワークショップ、日本語の研修などを通して詩と言葉の魅力を伝えている。2011年、 詩と絵本の創作活動に対して東久邇宮文化褒賞受賞。著書に『日本語の美しい音の使い方』、詩集『何兆分の一の奇跡』、 絵本『あ、きこえたよ』など多数。


好評既刊

堤 江実 「日本語の美しい音の使い方」

本体 1,300円